お手入れの原点

 

パソコンの昔の画像を整理していたら、いろいろと思い出しました。

小学校のときにつめを噛む癖があり深爪だった私がネイルに目覚めたのは高校生の頃でした。
きっかけはなんだろう?はっきりはわからないけど、ネイルを塗りだしたのがきっかけかも。
うちの高校は染髪もピアスもなんでもありだったのでがんがん伸ばしてOKでした。
いろいろ集めだしたネイルカラーの中でも、一番好きだったのが、ピエヌのPK373。
今と好みの方向はまったく変わらず、すこし黄色の入ったピンクベージュです。
ピエヌが乾きにくかろうが大好きでずっと使っていました。今は廃盤になってしまったのですが。
授業中には机の上に常にハンドクリームをおき、毎時間塗りたくっていました。
友達が「ずっとつめの横を押していたらつめの形が変わったよ」と言っていたのを聞いてからはずーっとマッサージしていました。
やっぱりそれだけ気にかけたら、答えてくれるもので、いつしかわたしのおてては白く輝いていて、周りの友達からは手タレと呼ばれ、ネイルヲタクとして名を馳せましたwPK373も私の周りだけで流行しました。
中学生あたりでは自分の手が大嫌いだったのに、いつのまにかちょっと好きになりました。
肌のお手入れやメイクって、そんな力があると思います。

それからネイルブームは一時収束し、でも相変わらずネイルは大好きでネイルに関しては誰にも負けねえと妙な自負を持って生きていたのですが、大学生3年ぐらいに新しいバイト先(エステみたいなとこ)で、突然店長に「つめは白いところまで切ってね」と言われ(聞いてねえ!)、しかも清掃の当番になったときに薬剤が皮膚に合わなかったらしく、次の日朝起きたら皮がぽろぽろとめくれていました。
その日は泣きながら友達に電話したの覚えています(今考えたら大げさ・・・)。
それからしばらく手を使う仕事にも慣れて、お手入れをサボるようになったら、自分の手がどんどん荒れてきたんですよねー。
海外に行って遠慮なく日焼けしたりもしてたら、黒くなっちゃったりして。

そしたら自分の手がまた嫌いになってきちゃって。
最近まで結構ネイルケアをおざなりにしていた気がします。
でもまた昔の気持ちを思いだして、頑張ってお手入れしようと思います。


写真はこんなつめになりたい!(と3年ぐらい前に思っていた)理想の写真。